平成15年9月10日
「リレーションシップバンキングの機能強化計画」について
新庄信用金庫では、平成15年3月28日に金融庁より公表された「リレーションシップバンキング
に関するアクションプログラム」に基づき、「リレーションシップバンキングの機能強化計画」を策
定しましたのでお知らせいたします。
【リレーションシップバンキングの機能強化計画の概要】
1.基本方針
(1)私どもの主たる営業区域である新庄市及び最上郡は、昨今の社会経済環境の大きな変化により、
将来の人口減少、中心市街地の衰退、公共工事の減少による経済の縮小などの様々な問題を抱え
ております。
このような地域事情を踏まえ、「地域を活性化させ、次世代に確実に引き継いでいかなくては
ならない」という使命感の下、リレーションシップ貸出の実践に加え、地域活性化のためにいろ
いろな取組みを行ってまいりました。
例えば、次のような事例があります。
@長年に亘り(昭和60年〜)井上会長が商工会議所の会頭職にあり、地元経済界をリード。
A平成2年4月〜顧客の利便性を考え、全国に先駆けて本店の窓口営業を4時半(支店は4時)
まで延長。
B創立70周年記念事業(平成4年)の一環として、城下町時代の旧町名とその由来を記した
モニュメントを市内65ヶ所に建立。
Cまちづくり会社(新庄TCM)への全面的な支援。
D早大新庄バイオマスセンターの支援及び県・市と連携しながらバイオマス技術の利活用によ
る産業育成&循環型社会の実現への取組み。
(2)この度の金融審議会の報告の中には「事業地区や会員・組合員資格について法令上の制約があ
り、相互扶助(非営利)のもと、地域の小規模事業者を主要な顧客としている協同組織金融機関
はリレーションシップバンキングのビジネスモデルが相対的にあてはまり易い存在であり、今後
とも小規模事業者を対象とするリレーションシップバンキングの重要な担い手となることが期待
される」という信用金庫に対する大きな期待があり、今後とも「郷土の発展に心から奉仕する」
という経営理念の下、「創業・起業への支援」、「事業再生・経営改善への協力」、「地場産業
・商店街等の地域ぐるみ活性化への協力」、「経営相談・情報提供機能の強化」などの地域金融
機関として重要な使命およびその背景となる「収益力強化」、「健全性の確保」について、平成
16年度までの2年間をリレーションシップバンキングの持続可能性を将来に向けて保持してい
く為の第一段階と考え、体制整備、具体策の実施に努めていくことといたします。
2.アクションプログラムに基づく個別項目の計画
(1)中小企業金融再生に向けた取組み
@政府系金融機関や産学官と連携を取り、地域のネットワーク作りに積極的に参加、その情報を
有効活用し創業・新規事業の支援強化を図っていきます。
A取引先企業で組織するビジネスクラブの機能を、より質の高い情報提供ができるよう充実しま
す。
B内部研修の充実と共に、全信協が主催する講座等にも積極的に参加し、中小企業の支援と再生
のスキル向上に取組んでいきます。
C信用格付システムの導入により、信用リスクデータベースの整備と活用を図り、審査業務の向
上を目指します。
Dお客様への説明すべき重要事項に関し、説明態勢の強化を行います。
また、相談・苦情処理体制についても内部体制の強化を図っておりますが、さらに「地域金融
円滑化会議」での報告を踏まえ、周知徹底を図ります。
(2)各金融機関の健全性の確保、収益性の向上に向けた取組み
@精度の高い自己査定及び償却・引当を実施するため、自己査定基準及び担保評価基準を見直し、
指導強化を図ります。
A信用格付システムと債務者区分の整合性を図り、適正な金利設定を選定できる態勢を構築しま
す。
B総代会の機能を強化するため、今後、全信協の総代会機能向上策並びに基本枠組みを基に検討
します。
C地域貢献に関する情報開示については、ディスクロージャー誌等でその開示に努めております
が、今後も開示項目や内容の見直しを行い、充実を図ります。
+ 機能強化計画の要約版はこちら (PDF形式 22K) +
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